婦人科診療
Medical informationどんな薬ですか?
レボノルゲストレルというプロゲステロン(黄体ホルモン)様の作用がある薬剤を使用します。
現在、日本で緊急避妊薬として認可されているのはレボノルゲストレルのみです。
いつ服用するの?
性交渉があってから72時間(3日)以内にできるだけ早く1回服用します。
服用は早ければ早いほうがよいと考えられています。
添付文書には、72時間以内の服用とありますが、72時間までは避妊効果が同じで、それ以降突然効果がなくなるわけではありません。徐々に効果が低下します。性交渉後120時間(5日)以内であれば、それなりの効果が期待できると考えられています。
どのような副作用がありますか?
頭痛、吐き気、うとうと、だるい、めまい、下腹部痛、不正出血、次の生理の量の変化、次の生理が遅れたり、早まったりなどがあります。
次の生理は予定通り来ますか?
約4割の方で、次の生理が3日以上遅れたり早まったりすることがあります。
また、不正出血があることがあります。
ただ、生理のご予定が1週間以上遅れた場合には、妊娠を除外することが大切です。
なお、1回生理が来たあとは、その後の生理周期に影響が残ることはありません。
その後の妊娠にも影響しません。
この記事を書いたクリニック情報
クリニック名:とまり木ウィメンズクリニック 武蔵小杉
院長:鈴木 毅 (すずき たけし)
診療科目婦人科・子宮がん検診・妊婦健診・ 漢方内科・ピル