学生さんへ

Medical information
小学6年から高校生のお嬢さまとお母さまへ 子宮けいがんワクチンのこと
2021/10/13

<ウイルス感染で起きる子宮けいがん>

「がんってたばこでなるんでしょ?」

「大人がなるものだから私には関係ない」って思っていませんか?

実はウイルスの感染がきっかけで起きるがんがあります。その一つに子宮けいがんがあります。

 

HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。

このウイルスは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。

HPVは一度でも性的接触の経験があればだれでも感染する可能性があります。

感染してもほとんどの人は自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。

現在、感染した後にどのような人ががんになるのはわかっていないため、感染を防ぐことががんにならないための手段です。

 

<何人くらいが子宮けいがんになるの?>

毎年1.1万人がかかり、約2,800人の方がお亡くなりになっています。

患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう方も1,200人います。

<つまりこれってどのくらい?>

一生のうち子宮けいがんになる人:2クラスに1人くらい

子宮けいがんで亡くなる方:10クラスに1人くらい

 

<将来子宮けいがんで苦しまないために、できることが2つあります!>

①今からできること

小学6年から高校1年相当の女の子を対象に、子宮けいがんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンの接種を提供しています。

HPVの感染を防ぐことで、将来の子宮けいがんを予防できると期待されています。

イギリス、オーストラリアなどでは約8割の女の子がワクチンを受けています。

②20歳になったらできること

HPVワクチンを受けていても、子宮けいがん検診は必要です。20歳は無料、以降2年ごとの検診は1,000円ですみます

 

<ワクチンの効果>

HPVの中には子宮けいがんをおこしやすい種類のものがあります。

HPVワクチンはこのうち一部の感染を防ぎ、けいがんの原因の50-70%を防ぎます。

 

<ワクチンのリスク>

接種を受けた部分の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起きることがあります。

筋肉注射という注射方法で、コロナワクチンと同じです。

接種後にまれですが、重い症状が起きることがあります。

また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさなども報告されています。

接種後に重篤な症状として報告があったものは、ワクチンを受けた方1万人あたり5人です。

ワクチンは合計3回接種しますが、1回目、2回目で気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることができます。

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