妊婦健診

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【妊娠中のRSVワクチン】いつから? 《妊婦さんに接種するメリット3つ》〈妊娠何週に接種? 副反応は?〉
2024/02/16

【妊娠中にRSVワクチンを接種するメリット3つ】

〈生まれた直後から赤ちゃんを守ってくれます!〉RSVによる入院の75%は6ヶ月までに起きています😭

妊娠中に接種する場合、妊婦さんは1回きりでOK☺️⇔妊娠中に接種せず、生まれてから赤ちゃんに接種する場合、何回も赤ちゃんに注射が必要です😭

母親への接種で産生される抗体の方が、ウイルスの変異に対して抵抗性が高い可能性があります😊

2歳までにほぼ全員感染、その1/4が入院するため、妊娠中に接種し胎児に移行する抗体に期待します。

妊娠28週から36週に接種します。

赤ちゃんへの十分な移行免疫が期待できるのに2-4週間必要→お産は40週頃→4週引いて36週までです。


2024年6月からで、名前はアブリスボ、コロナと同じファイザー製、肩に筋肉注射、1回0.5mlです。

主な副反応は、注射部位の痛みが40%、疲労が46%、大部分が2,3日で消失します。

RSウイルスの主要な2タイプAとB両方をカバーする、二価ワクチンです。

当院(とまり木ウィメンズクリニック)も妊婦健診で接種していく予定です☺️

ほぼ全ての赤ちゃんが2歳までにRSVに感染し、その1/4が入院しています。

残念なことに感染しても免疫ができないため、赤ちゃんから高齢者まで何度も繰り返します。

大人は風邪や、のどの炎症で終わることが多いのに、1歳未満では気管支炎や肺炎など重症化するケースも多いです。しかもその後の気管支喘息との関係性も指摘されています。

RSV感染による入院の50%超は生後3ヶ月以内に、75%超は生後6ヶ月以内に起こっています。

RSもコロナやインフルエンザと同じ5類感染症です。1歳未満の赤ちゃんにとって、インフルエンザよりも怖い病気です。

無事にご出産なさって子育てを始めたばかりなのに、健康な赤ちゃんでも生後まもなく入院となってしまうのは、赤ちゃんにとってもご両親にとってもおつらいと思います。

ぜひ妊娠中にワクチンを接種して、生まれた直後から守ってあげましょう!

この記事を書いたクリニック情報

クリニック名:とまり木ウィメンズクリニック 武蔵小杉
院長:鈴木 毅 (すずき たけし)
診療科目婦人科・子宮がん検診・妊婦健診・ 漢方内科・ピル

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