妊婦健診
Medical information妊娠中は新陳代謝が活発になるため汗をかきやすくなり、おなかが大きくなるため摩擦の刺激を受けやすくなります。
体調が問題なければ毎日入浴するのが良く、入浴後はすみやかに保湿剤で保湿していただければと思います。
保湿により角層の水分量が上昇することで、外界からの刺激を防ぎ、かゆみを和らげる効果があります。
妊娠中だけに発症するかゆみを伴う皮膚疾患として、妊娠性痒疹というものがあります。
妊娠3-4ヶ月以降に生じ、腕や太もも、おなか周囲にかゆみの強いぶつぶつができます。
治療としては一般的に、ステロイド外用薬の塗布、抗ヒスタミン剤の内服を行います。
皮膚の局所で薬理活性を発揮し、経皮的に吸収されると血中や肝臓で代謝され不活性化し全身性副作用が少ないとされるアンテドラッグステロイド外用薬は妊娠中でも使用できます。
リドメックスコーワ軟膏®0.3% 10gやパンデル軟膏® 0.1% 10g などです。
かゆくて眠れない時もあるなど、周囲が考えている以上に苦痛のこともあると思います(>_<)
診察時にお気軽にご相談ください☺️
この記事を書いたクリニック情報
クリニック名:とまり木ウィメンズクリニック 武蔵小杉
院長:鈴木 毅 (すずき たけし)
診療科目婦人科・子宮がん検診・妊婦健診・ 漢方内科・ピル