女性内科 / 漢方 / 更年期
Medical information更年期症状でご受診される方のうち、これは確かに女性特有の更年期症候群で、漢方やホルモン補充療法で改善される方も多くいらっしゃる一方、性別に関係なく年齢に伴う生理的変化である場合も多くあります。
特に、若いころに比べて体力が低下し疲れやすくなった、眠りが浅いというケースは、48歳を過ぎれば男性もほぼ例外なく認められます。
おうちで旦那さんも、疲れたとかイライラしていませんか?
僕ももうすぐ49歳になりますが、若いころに比べて疲れやすくなり、夜トイレに起きては眠れなくなることが増えました。
僕も帰宅後に食事の準備や片付け、洗濯はしています。子どもの教育や親(特に夫側の親)の介護は旦那さんがすることも多いのではないでしょうか。
男性も40代から体力低下、意欲減退、落ち込み、注意力低下、入眠障害、中途覚醒、夜間頻尿の症状は出現してきます。

ちょうど今日のYahoo!ニュースにも男性更年期が取り上げられていました。
なんと一緒に武蔵小杉のネタも。。。
みなさまの症状が、女性特有の更年期症候群なのか、性別に関わらず年齢に伴う生理的変化なのか、家庭内外の問題によるストレスによるものなのか、婦人科の勉強だけしていても、それ以外がわからなければ正確に診断できないこともあるかと思います。

女性医学や更年期分野の専門医資格は全部取得し15年間勉強してまいりましたが、さらに学びを深めるために、性差医学学会に入会し、あわせてメンズヘルス学会(男性更年期)の認定医を取得しました。
婦人科医で、男性更年期の認定医をお持ちの先生は少ないと思います。
今後も専門に限らず、医学の勉強につとめてまいります。

この記事を書いたクリニック情報
クリニック名:とまり木ウィメンズクリニック 武蔵小杉
院長:鈴木 毅 (すずき たけし)
診療科目婦人科・子宮がん検診・妊婦健診・ 漢方内科・ピル