女性内科 / 漢方 / 更年期
Medical information健常女性に対しては閉経まで内服可能です。
ピルは初潮から閉経まで内服できることが基本になっています。
WHO基準にも日本のピルのガイドラインにも、喫煙、高血圧、糖尿病がなければ閉経または50歳まで処方可能と明記されています。
ピルのガイドラインの巻頭に次のような記載があります。
「あらゆる薬剤はその使用におけるベネフィットがリスクを上回るがゆえに薬であるわけですが、特に日本ではリスクが強調されるがゆえにその薬の本来のベネフィットが忘れられたり、十分に享受できない状況となることが多いように思います。特に女性の生理現象である月経をめぐる諸症状は、生理なので我慢すれば良い。それぐらいで薬を使う方がリスクがあって怖いという一般の受け入れ方がいまだにあるようです。ゆえに月経関連諸症状の多くの原疾患である子宮内膜症への適切なアプローチがなされず、長期間つらい症状をひたすら我慢したり、重症化する事例もあると推察されます。」
40歳前半で生理痛や生理の量が多く、つらい思いをされていらっしゃる方が多いです。
無理せず受診してください。
この記事を書いたクリニック情報
クリニック名:とまり木ウィメンズクリニック 武蔵小杉
院長:鈴木 毅 (すずき たけし)
診療科目婦人科・子宮がん検診・妊婦健診・ 漢方内科・ピル