妊婦健診
Medical information妊婦さんへの投与経験は豊富で、最初に試してみるつわりのお薬です。
昔から嘔吐などの消化器症状によく使われ、おそらく日本で最も処方されていると推察される吐き気どめです。
胃酸の逆流を減少させるとともに、消化を促進させます。
1日10-30mgを食前2-3回に分けて服用します。
内服困難な場合は点滴でもよく使用します。
妊娠中に処方された他のお薬と一緒に飲んで大丈夫です。
日本では1錠5mgですが、欧米では10mgを8時間おきに内服する方法が推奨させています。
添付文書には有効性投与となっていますが、妊娠に関しては他のどの薬もそう記載されています。
海外の専門書(妊娠と授乳)の最新版でも安全と記載されています。
赤ちゃんの先天異常は増加させません。
自然流産や死産の発生率についても、有意差は認められなかったと記載されており、
安全性はほぼ確立されています。
この記事を書いたクリニック情報
クリニック名:とまり木ウィメンズクリニック 武蔵小杉
院長:鈴木 毅 (すずき たけし)
診療科目婦人科・子宮がん検診・妊婦健診・ 漢方内科・ピル